論理的に表現する


政府の教育再生会議は大学入試の2次試験では学力だけでなく面接や論文を重視するよう各大学に求めたようだ。

面接や論文では結局論理的に自己表現ができているかどうかが判断基準となろう。

今日も講師達と会議前30分、自己表現の練習。「どうして勉強しなければならないのか?」との生徒の質問に対して講師としてどう答えるか、それぞれ意見を述べた。

生徒に要求するだけでなく、我々も論理的に説得力のある表現ができる能力を高めなければならない。



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バザー

他府県から来て京都に宿泊する生徒がいるので、日曜も塾を開ける。今日は家主であるキリスト教会のバザーで1階は活気がある。(塾は京都北学舎第一教場2階)

拡声器から大音量でお知らせが時々ある。「カレーの食券を持っている方は早目に食べて下さい。」「今から栗ごはんを300円に値下げします。」等々。

こちらは集中できるように生徒を連れてできるだけ教室の奥の方に移動。

ただ今回も古本が売られていることを期待していた。帰りがけ覗いてみるとやはり古本が並んでいた。計5冊で1,000円。

その中に先日亡くなった山崎豊子氏の「暖簾(のれん)」(昭和32年4月25日再版発行本)が含まれている。絶筆となった連載中の「約束の海」で初めて氏の文章に接した。潜水艦の内部・組織をよく知っておられると感心した。

この一冊、今年も私にとって良いバザーではあった。


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辞書活用の効果

私達育星舎グループのメンバーは平日午後会議をしている。最近、会議の前に各自気になっている課題を順番に発表し、皆でそれについて考え、意見を言う時間を設けている。今日は「特に小学生の国語の力を伸ばす指導」について。それについてある講師は「辞書を引かすことの効果」を強調していた。但し、電子辞書ではダメ。

そういえば思い出す。私は小4で京都に来たのだが、移転するとき大阪・堺の小学校の担任の先生に「京都で頑張れば一番になれるわよ。」と言ってもらった。真に受けた私は京都の小学校に移ってから学習に精を出した。国語は辞書をよく引いた。辞書を引くスピードも速くなり、楽しさも感じ出した。国語の成績が上がるとともに他の科目の得点力もアップ。自信を持ち出し、音楽の時間などは人前でも堂々と歌う。担任の先生の受けも上々。

そのお陰で小5のときなんとオール5を取ったのである。(自慢?)



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シケる


小6生男子数人が夕方はやくから自主学習に来ていた。
「蚊がいる」と言って、生徒が教室置きのキンチョールを手に持った。なかなか手離さない。いつものことであるが気になって仕方がないようだ。
「もう蚊も勢いがないから気にするな。それに蚊ではないかもしれん。」「ほら蚊ですよ」・・・・・「こら、勉強に集中せい!」

自習時間が終わり頃だった。私も怒ったままでは後味が悪い。
「虫は無視せい!」と勇気(?)を持って言ってみた。
一瞬・・・・「シケる」とその子が言ったので皆が笑った。意味がわからなかったので「それは漁などの“時化る”から来たのか?」と聞くとさらに笑われ、他の子が「現代用語辞典で調べてはどうですか」などと生意気に言う。

教室を出ていくときに、「聞きたくなかったなあ」と誰かが言った。
普段は私にピリピリしている生徒だが、ちょっと気を許すとこういうことになる。



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タラちゃん


一昨日、あるスーパーで2kgはあろうタラが丸ごと一匹売られていた。

私は鍋が好きで、具はそれに合う魚の粗(特に頭の部分)があればさらに良い。ところが最近の魚は切り身しか売られていないことが多いので残念に思っている。

1,155円のタラの前で悩んだ。頭だけがほしいのだからこの値段は何とかならないか。それにこの量は家内と2人では食べきれない。

しばらくして決断した。店員さんに「これ、頭もつけて鍋用に切って下さい。」

家に持ち帰ったらびっくりされた。それから3日連続タラ鍋。朝も1回食べた。ようやく今日完食のつもりであった。しかし、7切れ残ったので、塩をしてまた明日。


同志社中学の理科の過去問に、タイ、ハマチ、カレイなどのシルエットからその魚名を答えさせるものがあった。今の子には難問だ。タラなども加わったら超難問だろう。



 
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「統合失調症がやってきた」

ぼくは耐え切れなくなった。
生まれて初めて親に反抗した。
「塾、辞めたいんだ。私立中学にも行きたくない」
両親は動揺した。将来のためと用意してきた環境を、良い子でいるはずの息子がいらないと言う。両親は元のレールに戻そうと、ぼくを説得した。だが、この時のぼくは聴く耳を持たなかった。
・・・・・


この文章はお笑いコンビ「松本ハウス」が最近著した同名タイトルの本から抜き出した一文。コンビの1人、ハウス加賀谷がこの精神疾患を発病したのは小学5年生の頃。それ以降数年間、まわりの者も病気とは理解できず、悩みは増していく。

私は昨日から今日にかけて一気に読んだ。「進学塾」「理科の実験」「四谷大塚」「男子の中学御三家」など仕事上これらの言葉ですぐ興味を持ったからだ。
 

・・・・・
楽しい時間を奪った塾に、ぼくは少しずつ恨みに近い感情を抱くようになっていく。
「○○死ね、○○死ね」
塾に通う自転車をこぎながら、先生が死ねばいいのにと、半分以上本気で念じたりもした。
・・・・・


当時の彼の辛さがよく伝わってくる。そして、彼のお母さん、お父さんは親としてとても大変だったろうが、よく耐えて彼を支え続けたと感心する。

ところで、進学塾に生徒が拒否反応を示す場合、塾側か生徒側かどちらかに原因がある。詰め込み主義や競争原理を利用した指導を行なっている学習塾では、普通の生徒にとっては学ぶ意味など見出せないだろう。また彼の場合も含め受験をいやがっている、あるいは意識していない生徒を無理やり進学塾に通わせても効果はない。

どちらにしても大人が子供の将来をしっかり考えて対処しなければならないのは言うまでもない。



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自主性


今日は祭日だが塾は通常通りなので出勤した。
ほとんどの講師は育星舎主催の「公立高校の説明会」に
スタッフとして行っているのでいつもの会議はなし。

この企画は最年長の私は全く関与せず、
高校受験関係の講師達が自らすべてとり行なっている。
このような自主性は勇気と責任を必要とするものだから、
各々確実に成長していくだろう。



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「すべてが益に」


久しぶりに所属教会(プロテスタント)へ。

東日本大震災で被災した竹内幸司先生(岩手県山田町家の教会・チャペルこひつじ)の特別メッセージ。聖書の箇所は汽灰螢鵐10:13とローマ8:28が中心。

私は20才代から教会には行っていたので、さまざまな牧師・宣教師の説教を聞いた。その場にいる未信者に信仰を促すほど迫力のある、直接的に聞く者の心に訴えるものや、聖書の一字一句を神学的に淡々と解釈するもの等。それに比べ今日のメッセージは感性的アクションや抑揚はなかったものの、神に仕える者としての品格と人間的な誠実さが滲み出ていた。

特に「すべてが益に」を地で行く信仰の体験(プロテスタントでは「証し」という)には心打たれた。震災後、地元の学校にも講演を依頼され、彼らを勇気づけたという。私は素直に感動した。


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まないたのコイ

歯医者さんに行くのは今でも億劫だ。小学生の頃から気持ちが変化していないのが不思議である。

詰め物がとれたために数日前、かかりつけの歯科医に行った。
あの動くイスにもたれると、私はもう幼子。口をあけて、「先生、できるだけ痛いことしないで下さい。」と心の中で叫んでいるのだが、処置手当はたんたんと進んでいく。
先生との会話には今の精神年齢で臨むが、実は不安状態。
ピクッと動く私の反応に先生は「痛いですか。すみません。」
さらに自分が情けなくなる。




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民主主義

参院議員選挙の告示がなされ、本格的な選挙活動が始まっている。
7月6日から全国順次公開されるというドキュメンタリー映画「選挙2」の内容をある新聞で読んだ。

 ・・・・・・圧巻は後半。駅前で「行ってらっしゃいませ」とひたすら呼びかける他候補たち。全くビラを受け取ってもらえずひたすら自分の名前を連呼する姿は哀れですらある。・・・・・そしてひたすら政策ではなく、名前を連呼した候補者は当選し、山さん※は落選。・・・・・・

※ 番組はこの方の孤立無援の選挙戦を描いている


愚息がこの春、あるNPO団体の活動に参加し、実際の議員の地元の行動を目の当りにしたようだ。そしてまとめたレポートを先日読んでみた。文章の最初の見出しを見て笑った。

 ・・・・(i) 民主主義はやめた方がいいと思った

「こんなこと書いていいのか。世話になったのに」と親としては反面思ったが、

 ・・・・そのため選挙戦は、政策の良し悪しを競うというよりは、どれだけ地元選挙区の有権者と握手できたかという人数を競う、「握手戦」になる。・・・・・

と彼は主張する。

後日その議員さんは議会の会期中にこっそり地元に帰ったことが問題になったことを私は新聞で知った。

しかし、息子よりも昔にそのことを指摘していた有名な政治家がいた。英国のチャーチル元首相だ。

民主主義は、これまで試みられた他の全ての政治体制を除けば、最悪の政治だ。



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