2016.01.10 Sunday ▲
育星にっき京都市にある学習塾「育星舎グループ」の塾長が、
リレー形式で日々の思い、出来事などを綴ります。 2016.01.10 Sunday ▲
囲碁が一番強いのは前回、将棋の世界でもパソコンソフトが人間より強くなりつつある、と書いた。 チェス、将棋と来ると、次は囲碁の番か?となるのだが、 幸い囲碁のソフトは今のところ、プロに勝てるほど強くはないらしい。 それにはゲームの性格が大きく関わっている。 チェスや将棋は相手のキングや玉を詰めれば勝ちであるのに対して、 囲碁はその勝ち負けが将棋ほど単純ではない、ということだ。 囲碁のことをただの陣取り合戦だと思っている方も多いだろう。 たしかに最終的には陣地の多いほうが勝つのだが、終局に至るまでにはお互いの石の殺し合いや厚みという要素が絡んできて、囲碁はどちらかというとパソコンの得意な数値化がしにくいゲームなのだと思う。 とは言え、部分的な詰め碁の問題などはパソコンのほうが早くて正確に答えを出せるようになっているはずだし、厚みなどの数値化しにくいところがプロの思考に近づいていけば、いずれ囲碁もパソコンの軍門に下ることになるのだろう。 さて、いずれパソコンが囲碁の世界でもトップに立つとして、さらに強いのは神様であるはずだ。 では、神様同士が囲碁を打ったらどうなるだろうか? 二人の神様がコミ(ハンデ)なしで囲碁を打とうということになった。黒番の神様が一手打った後、しばらく考えた白番の神様が「負けました」と言って頭を下げた。 大昔になにかの囲碁の本で読んだ小噺でした。 HT@Vキャンパス |
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