スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

スポンサードリンク | - | - | -
<< チェバの定理とメネラウスの定理 | main | 資料?現代社会 >>

プロ棋士敗れる

 以前、将棋のプロ棋士にパソコンソフトが挑戦しているという記事を書いたことがある。

そのときは米長元名人が現役を引退した棋士としての立場でパソコンソフトと対戦して敗れたのだが、

今回はついに現役バリバリのプロ棋士にパソコンソフトが挑戦することになった。
しかも、棋士五人とソフト五つが戦う団体戦だ。

この電王戦、緒戦こそプロが勝ったものの、二戦目でソフトが勝って現役のプロ棋士が初めて公式の場で敗れてしまった。
この敗戦がまぐれでないことは、三戦目でも再びソフトが勝ったことで明らかだろう。

もっとも今回の敗戦には、中盤に優勢を築いたプロが終盤に秒読みに追われたという事情もあったようで、ルール自体の公平さも今後問われそうだ。


チェスの世界チャンピオンがコンピュータに敗れたのはたしか1997年のことだった。
それからわずか16年、チェスよりもはるかに複雑とされる将棋においてもコンピュータはプロを負かすまでに進歩している。

囲碁を打たなくなって久しく、現在の囲碁ソフトと対戦したことはない。
ネットで調べてみると、強いものでアマ初段程度にはなっているようだ。
囲碁と将棋とではゲームの性質が違うからコンピュータが囲碁のプロ棋士に勝てる日は永遠に来ないだろう、とある囲碁棋士が言っていたことがある。

チェスでチャンピオンがコンピュータに負かされた時分、将棋のファンは「将棋はまだまだ」と考えていた。
今や、囲碁ファンは「囲碁はまだまだ」などと安閑としていられないのかもしれない。


なんにせよ、これでプロ側の一勝二敗となった。
残るプロは塚田泰明九段とA級棋士の三浦弘行八段の二人だ。
次回対戦は4月13日(土)。
果たしてプロはプロとしての面目を保てるのか?
個人的な希望としては、「日曜日にやってよ」と言いたい。
対戦が日曜日なら、絶対にリアルタイムで見る自信がある。(笑)


Vキャンパス 塾長

育星舎 Vキャンパスへのお問い合わせはこちらから

yururin | Vキャンパス | - | -

スポンサーサイト

スポンサードリンク | - | - | -
blank