育星にっき京都市にある学習塾「育星舎グループ」の塾長が、
リレー形式で日々の思い、出来事などを綴ります。 2016.01.10 Sunday ▲
ようやく80点台に5月という時期はどの学校でも中間テストが実施される。 私たちも、日曜出勤を含めて各生徒が中間テストで高得点を取れるようにテスト対策指導を実施している。 さて、どの生徒にも頑張ってもらいたいのはもちろんだが、中でも、「この生徒には是非ともこれだけの点数を取ってほしい」と切に願う生徒が何人かいる。 Aさんもその一人。 入会は中1の年末で、「英語の成績が悪い」というので友人の紹介で入会してもらった生徒だ。 中学入学時から他の塾に通って英語を習っていたそうだが、「それでこの点数か?」とこちらが驚くくらい当時の英語は低い点数だった。 「英語で平均点なんてとてもとても。」と、中学入学以来の英語の成績を知るお母さんも半ば諦めかけていたようだが、 「まずは平均点を目指しましょう。」 と、年明けから英語指導を開始した。 Vキャンパスの英語指導には特徴がある。 指導の甲斐あって、Aさんの英語力もすぐに上がってきた。 中1学年末の結果は、二学期末テストほど悪くはないし、平均点との乖離も大幅に縮小した。 しかしなんだか物足りない。 私が見る限り、「もっと得点できてもいいはず」なのだ。 その後の中2になってからの定期テスト。英語の成績が学年平均程度に取れるのはそのころには当然になっていたし、 「悪くはない」 しかし、うっかりミスや英単語のミスが重なって得点が伸びない。 なんだか物足りない・・・。 毎月毎月のお手紙にも、 中3になっての一学期中間テスト。 テスト一週間前から、「今度こそ!」と私も気合を入れ、テスト範囲を徹底的につぶした。 今回こそはAさん自身の中にも手応えがあるようだが、その反面、いつものようにうっかりミスで10点以上の失点をするのではないか、と不安ものぞかせている。 さあ、テスト返却日。 お母さんから「びっくりです!英語が80点でした!」とのメールをもらった。 平均点は66点。 ようやく、余裕で平均点を越えたと自信を持って言える点数が取れた! テストを見直してみても今回は今までのような大きなミスがなくなっている。 「やれやれ」というのが正直なところ。(笑) ここまで来るのに一年三ヶ月かかった。この間、Aさんは真面目にコツコツと宿題をこなしてくれた。この真面目さがなければおそらくここまで成績を上げることはできなかっただろう。 一つの山を越えて、今後のAさんにはさらに上を目指してもらいたいところだ!
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