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3日ほど過ぎてしまいましたが・・・

 
ハロウィンでした。私が中学生くらいの頃は、「ヨーロッパにそういう行事がある」というくらいのイメージしかなかったんですが、ここ最近は一大イベントと化していますね。
もともとハロウィンはケルトの大みそか(北欧の新年は収穫の時期を基軸とした11月1日だそうです。)ですので、ジャック・オー・ランターン(カボチャのお化け)はさしづめ秋田のナマハゲといったところでしょうか。
 
そういえば同じくヨーロッパ、キリスト教での大みそかにあたるクリスマス・イブの主役、サンタクロース。現在は赤い服で髭のおじいさんのイメージが強いですが、このイメージがつく前は、緑のローブを着た聖人だそうです。そしてこのサンタクロースはドイツやルーマニアなど一部の地域では、クリスマス・イブに恐ろしげな悪魔を連れてきて、悪い子にはお仕置きをするのだとか。サンタクロースはナマハゲ使いだったんですね…。なるほど、「年の瀬に鬼や悪魔や妖怪がでる」という伝承は世界中でさほど珍しくないもののようです。
 
現在高三の受験生を指導しているのですが、京都産業大学の現代文の問題にフッサールの「人類というものは、あらかじめ直接的および間接的な言語共同体として意識されている」というフレーズが出てきました。日本語とか英語とか、特定の言語を話す人々の共同体、という意味ではなく「人類の地平に属する『普遍的な言語』を指す」のだとか。
正直とても難解な文章ですが、言語に限った話でなければこの「年の瀬に出てくる妖怪」のような、なんとなく世界共通でイメージされる事柄のことなんじゃないかな、と思いました。新年のタイミングは地域それぞれ違うのに、新年に持つイメージは人類共通なのかもしれません。
 
ともあれ、イベント好きの日本人は日本古来の年末年始・クリスマスに加えハロウィンという新たな年の瀬イベントを手に入れてしまいました。場所によっては中国の春節祭を祝う所もありますね。さて、今度はどこの年の瀬をとりこむのでしょうか?

伸学アルファ北野  板原


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