育星にっき京都市にある学習塾「育星舎グループ」の塾長が、
リレー形式で日々の思い、出来事などを綴ります。 2016.01.10 Sunday ▲
旧制高校「秋の祝日。最後の日本寮歌祭(第50回)が東京・新宿で催された。往年の旧制高校生、高商生たちが破帽、羽織袴(はかま)姿で寮歌を声高らかに歌った。その数一千余名。会場に満ちあふれた。」 旧制高校は1950年に廃止された。 だから現在おられる旧制高校出身者は高齢化している。 参加者も減少しているので上記のように寮歌祭も最後になってしまった。 これも時代の趨勢か。 私が大学でお世話になったある教授(当時)は旧制高校最後の出身者。 山椒5年生の子供たちとフラッシュカードを使って「ことわざ」の勉強をしています。 そこで『百聞は一見にしかず』、「一度実をかじらせてあげよう。」ということになったけれど、なかなか実現しませんでした。 先日出かけた先で赤い実をたくさんつけた木を見つけました。山椒です。 真っ赤に色づいた実がきれいです。 完熟すると中から黒い種が現れて、下へぽろぽろと落ちます。 少しいただいて試食してみました。 持ち帰った実を子供たちに齧ってもらったところ、 郊外で時折サンショウを見かけますが、よく似たイヌザンショウ(葉をちぎっても香りが無いのですぐにわかります)もあり、雌雄異株なので、全部のサンショウがピリリと辛い実をつけるわけではありません。 MS@伸学会原谷 yururin | - | - | -
『英語の発音が苦手な理由』を科学する今月の12日、あるニュースサイトのトピックにて 日本人が、英語の発音や聞き取りが苦手な原因の一端を解明、という文言が(小さく)躍りました。 これには私も思わず身を乗り出します。 とりあえず長〜い文章を読まなければなりません。 この長大な論考を読み上げるだけで、『オレって日本語もダメじゃん』となる弱気なハートを鼓舞しつつ、 何とか息もゼエゼエ読了しますと、 なんのことはない、 ようは「母音挿入(vowel epenthesis)」。 中学生の英文音読の最後に強調的に(だらしなく)母音が入ってくる典型的なアレです。 ようはあれが原因(のひとつ)。 あれ!? それってずっと言われていることじゃないの? ということで、ある研究組織(理化学研究所等)がこれまた長大な実験をしました。 涙ぐましいほどの切実なスタディ。 中学生よ、英語の発音が悪いのは君のせいじゃないぞ! さてさて 個別アルファ北野ブログ 『キャッチャー in the α』にて当ブログ内容の詳細を紹介しています。よかったらぜひ! 英語の発音が出来ない理由 2010年10月16日付 IS@個別アルファ北野
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偏差値の上限全統模試という、河合塾の行っている模試があります。 保護者の皆さんも高校時代に受けた方が多いでしょう。 10月はじめ、高2生の多くが8月下旬に受けた全統模試の結果が返却されたのですが、今回の全統模試では、なんと英語の偏差値90という生徒が現れました! 偏差値90って・・・。(絶句) そんな数字、私は取ったことがありません。 他の講師(非常勤講師も含めて)に聞いても、90という偏差値を取ったことのある者はいませんでした。 次の日、今度は別の生徒が、「先生、ドクターグリップ!」とにやにやしながら近づいてきました。 その生徒の英語の偏差値も89! もう訳がわかりません。 たしかに上に挙げた二人の生徒は英語がとてもよくできます。 学校の中でも上位の実力者です。 しかし、90とか89とかいう偏差値を、全国模試で簡単に取れるものでしょうか? その他の生徒からも模試の結果を見せてもらいましたが、英語の全国偏差値は70あって普通という感じでした。 「何かがおかしいなぁ」 という違和感があり、成績表をじっくり見てみると、英語の全国平均は200点満点で約60点。 京都府の平均は約70点、学校別に見ると学校平均が100点を越えている高校もありました。 この結果から推して、都道府県別の平均が50点台の県があるでしょう。 もしかして40点台という低学力県もあるのかもしれません。 高2の夏休みが明ける前に実施された模試ですので、今回の模試は全国の高校生が一斉に受験したのでしょう。 受験者は約15万人でした。 さてこれらの結果から見て以下のような点がわかります。 ・京都の高校生のレベルは全国的に見ても高い。また、進学校の生徒のレベルはさらに高い。 ・一方、全国の高校生の学力レベルは平均的に極めて低い。 このような結果になる理由はおそらく次のようなことでしょう。 ・京都には進学校も多く、高2の夏というと、受験に必要な知識の習得がほとんど終わっている学校が多いという事情があります。また、進学校の生徒は勉強して(させられて)います。 ・一方で、田舎の高校生は、学習の進度が遅くしかも勉強時間が少ないから現時点では英語の力がない。 ですから、勉強をしていない田舎の高校生と進学校で勉強をしている高校生とが同じ土俵で戦えば力の差が如実に現れるのは当然といえば当然でしょう。 京都の優秀な高校生が70、80、90という偏差値を当り前に叩き出してもおかしくはないのでしょう。 たしかに都会と田舎とでは学力差があるのは当然なのですが、それにしても、以前と比べて田舎と都会の学力差はさらに広がっているのではないかと危惧しています。 そして、学力差が広がっている理由が、都会の高校生のレベルが上がったというよりは、田舎の高校生のレベルが下がったからではないか、と思うと田舎出身者としてはぞっとします。 まあそれはさておき、知っている方もおられるでしょうが、Vキャンパスでは模試の偏差値が一定の数値に達した場合、ドクターグリップを進呈することにしています。 今回の全統模試、予め用意したドクターグリップが完売したのは嬉しい誤算でした。
どちらが大人?数日前、2人の小4生を教えていたときのこと。 2人とも男の子で、1人はおとなしいAくん、もう1人はさわがしいBくんと対照的。 Bくんは頭の回転は速いのだが、私が注意する言葉かけの量は、彼の方にどうしても多くなる。 そのBくんが突如私に話しかけてきた。 Bくん 「先生は何が好きなん?」 彼からそのような質問は今までなかったので、不意を突かれた。 そして真面目に考えてしまった。 (うーん、これといった趣味もないしなあ・・・・。) 私 「お酒かな・・・」 (しまった。読書とでも答えておけばよかったか・・・) Bくん 「あっ、そう。毎日飲むの?」 (しつこいな。でも嘘はつくべきではないと思いつつ・・・) 私 「そうや。」 (教育上、良くないかと一瞬考えるが・・・) Bくん 「え!毎日なん。」 (痛い所突いてくるな。休肝日も必要だと自ら言い聞かせているのに・・・・) 私 「おい!君のお父さんはお酒飲まへんのか? 」 (これで「飲まへん」と答えられたら窮地や・・・・) Bくん 「お父さんか。毎日ビール飲んではる。」 (そやろ。オレが責められる筋合いではないやないか・・・・) Bくん 「・・・・・ところで、先生。心筋梗塞て知ってるか?」 私 「ええ加減に、黙って勉強せい!」 (本当は「大人をおちょくるのもええ加減にせい!」と言いたかったのだが・・・) IA@入江塾 木犀街を歩いていると、どこからともなく木犀の香りが漂ってきます。初秋の香りです。 ギンモクセイ(学名:Osmanthus fragrans var.fragrans) 学名からすると、ギンモクセイこそが木犀の中の木犀といえそうですが、街中で見かけるのはほぼ全部といえるほどキンモクセイです。 キンモクセイ(学名:Osmanthus fragrans var.aurantiacus ) 両種とも似たような芳香を放ちます。
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京都公立高校にも動きがありそうです京都府教育委員会(以下、府教委)が 山城通学圏で「類・類型制」を来年度から廃止する、 と正式に報道されたのが今年の8月。 次いで翌月27日には、 亀岡以北(口丹、中丹、丹後の3通学圏)も 再来年度からの「類・類型制」廃止が府教委により明言されました。 ここで京都市(と乙訓地域の2通学圏)のリアクションに注目が集まりましたが、 果たして先日10月5日、 「見直しは現段階では考えていない」とは京都市担当者の弁。 現行の類にはまだ必要性がある、とのことです。 地方出身者の私には 京都の入学選抜の要領がなかなか汲み取れず、 私なりに勉強し、そして保護者の皆さまに数々ご教示いただいた次第ですが、 率直な印象を吐露すれば 実は誰も分かっていない!ということ。 ただし、この物言いはフェアではないですね。 より正確に書くと、あまりにもマテリアルが少ない!に尽きるでしょうか (ここでいうマテリアルとは、しかるべき機関に情報開示の請求をして云々ではなく、流布している情報源としての…、とは調子が良すぎるか)。 さてさて 個別アルファ北野ブログ 『キャッチャー in the α』にて当ブログ内容の詳細を紹介しています。よかったらぜひ! 京都公立再編 2010年10月8日付 IS@個別アルファ北野 yururin | 伸学アルファ北野・衣笠【個別】 | - | -
モスキート音近頃話題になっていますが、若者にのみ聞こえるというモスキート音。 はたして自分は聴くことができるのか、試してみました。 あるサイトで、13kHz、15kHz、17kHz、19kHzの音を出せるソフトをダウンロード。 早速19kHzのアイコンをダブルクリック。 ダブルクリック。 ダブルクリック。 ソフトは起動していますが、まったく何も聞こえません。(汗) ミュートにしていた、という落ちもありません。 次に17kHz。 ダブルクリック。 ダブルクリック。 まったく何も聞こえません。(汗汗) 「そろそろ聞こえるよね。」と期待しながら15kHz。 ダブルクリック。 やはり何も聞こえません。(涙) 最後の砦、13kHz。 ようやく「キーン」という音が聞こえました。 「さて、中高生にはどれくらいの周波数まで聞こえるのだろう?」 幸い、塾には実験台が山ほどいます。 何人かに試してもらいました。 中高生は全員、15kHzまでは聞き取れました。 15kHzの高さの音を出すと、「うわ、嫌な音」と顔をゆがめる生徒が多かったですね。 また、13kHzの音も、みんな私よりもしっかりと「かなり大きな音」として聴こえているようです。 一方、17kHzや19kHzとなると、聞き取れる生徒もいましたが、聞こえない生徒のほうが多かったでしょうか。 私のこのささやかな実験によれば、コンビニに若者がたむろしたときには15kHzの音を流すのが良いようです。 HT@Vキャンパス 衣笠教場、そうじ
窓枠や机などの雑巾がけをしています。 掃除をすると、一見大きな変化はないはずなのに、 何故かなんとなく、いろんなものがピカピカときれいに見えるんですよね。 気分転換にもなりますし、気持ちのいいものです。 また一方、生徒のみんなにも、してもらっている掃除があります。 それは、机の上をきれいにすることです。 消しカスなどのごみは床に捨てずに各自集めてごみ箱に捨ててもらっています。 協力に感謝。 さらに、中3生には数学で相似をやってもらっています。 えー…、こちらもがんばっていきましょう。 KJ@伸学会衣笠 yururin | 伸学アルファ衣笠【集団】 | - | -
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